人事課、医療サービス課、診療支援課、医療連携課で構成
リーダー:人事課長
サブリーダー:医療連携課長
配置職員(医療連携担当):2名
配置職員(情報管理担当):6名
役割と手順(医療連携)
1:災害対策本部の設営
- 本館2階1番カウンター前に集合し、他部門とともに災害対策本部の設営を行う
- 防災センターに保管している日赤業務用無線(25W)の端末(受話器)を本館2階災害対策本部に設置する
- 防災センターに保管している日赤業務用無線(10W ポータブル型)2台を聖バルナバ病院と早石病院に貸与し、災害対策本部と通信できるか確認する

2:周辺医療機関との連携、患者の受入・転送の調整、それに関する情報収集・管理
- 各エリアより患者転送の依頼があれば、後方病院、搬送方法等を調整し、エリアに連絡する
- 近隣病院から患者受入れの要請があれば、看護部、各エリア、病棟等に確認し、調整を行う
- 周辺医療機関の状況、患者の受入・転送に関する情報の収集・管理を行う
- 病院連携によるスタッフの受入れや他院への応援要請があれば、 情報管理担当と連携して対応する
- 患者受入・転送にかかるヘリポートの緊急離発着の管理を行う
病病連携用の専用回線として、国際医療救援部から災害時優先携帯電話(080-6227-2582)が貸与
大阪府災害医療対策の指針により近隣8施設が災害医療協力病院として当院と連携
他施設からの患者の受入、他施設への転送を行った場合は、情報管理班の情報管理担当者へ必ず報告する
役割と手順(情報管理)
災害時には、最も速く情報を知りたい被災地が、最も情報を得にくい地域となるが、情報は災害時には生命線となる。情報収集は災害対策本部の役割であり、常に最新の情報を得ることに努力し、得た情報は院内各部署で速やかに共有する。
1:災害対策本部の設営
本館2階1番カウンター前に集合し、他部門とともに災害対策本部の設営を行う

2:職員の召集と管理、院外職員の安否確認
- 各部署の所属上長より報告のあった職員の安否情報を収集する
- 各エリア等に配置された職員の情報を管理する
- 各部門から災害対策本部長に対し、応援職員の派遣要望があった場合は、本部長の命により勤務外等の職員について所属上長を通じて召集する
- 救護活動の長期化が予想されるため、各部署と調整し勤務ローテーションを構築する。場合によっては部署を超えた連携勤務体制を考慮する
- 医療連携班より、他院からのスタッフの受入れや応援要請の連絡があれば、院内部署の状況を確認のうえ、医師は災害担当副院長、その他の職種は関係部署の長に確認のうえ適切な部署に人員調整する

3:受入れ被災者の状況把握
- 各診療エリア等に収容された被災者の情報を一元的に管理する
- 患者の容態が変化し、診療エリアが移動したり(例:黄→赤、病棟へ入院など)、意識が戻り新たな情報が得られるなどするため、常に最新の情報把握に努めること
- 家族やマスコミ等の安否確認に対応するため、収容された患者名等の情報を定期的に掲示する
- 各エリアや家族等から患者情報の照会があった場合には、総務広報班と連携し、適切な情報発信に努める

3:ボランティアの調整
- ボランティア受入れ可否の判断(チェックリストを使用)(例)食事や宿泊先を自ら確保できる者、ボランティア保険に入っている者、18 歳~75 歳
- ボランティアの受付
- ボランティアの配置・業務調整

4:外部の病院支援要員(医療班)の調整
DMAT や応援日赤職員など、外部から本院支援のために来院する要員の受付を行い、災害担当副院長に確認のうえ適切な業務に割り当てる。受入れる支援要員は原則として水、食料、宿泊先を自ら確保できる者に限る。
【休憩場所】会議室 2
【仮眠場所】看護学校第 1・2 会議室