総務広報班

総務広報と医療安全を担当

総務管理課、経営管理課(会計・経理係除く)、医療安全課、統括管理課で構成

リーダー:総務管理課長

サブリーダー:総務管理係長

配置職員(総務広報担当):10名【事務職8名(モトローラ4名、伝達2名、広報2名)看護職2名

配置職員(医療安全担当):2名

役割と手順(総務広報担当)

1:災害対策本部の設営

本館2階1番カウンター前に集合し、他部門とともに災害対策本部の設営を行う

2:院内被害状況の把握

無線4台(モトローラー、チャンネルは11等で各部門から災害対策本部長に対し報告があった院内被災状況(人的・物的)及び復旧状況を把握する。日赤業務用無線(25W、10W)は、支部など外部との連絡に使用する。

3:患者家族等からの安否確認の対応

患者家族等からの安否の確認については、情報管理班からの被災者情報を基に、次のことに留意し対応する。なお、外国人からの安否の確認、問合せなどについては、国際医療コーディネーターと連携して対応する。

4:待機場所の確保

混乱を避けるため、家族等の待機場所を確保する。

5:マスコミ等の対応

被災地の医療機関は、多数の報道関係者から取材を受けることが予想されるため、下記事項に留意し、対応する。

  • 適切な情報を発信することから、担当窓口を一元化する。その担当者は、総務広報係長とし、不在の場合は、別途適任者を決める
  • マスコミ連絡リストを準備する
  • マスコミに開示する情報とそうでない情報を整理するとともに、情報開示を行う場合は、災害対策本部長又は副本部長の承認を得る
  • 収容された患者名等の情報を定期的に掲示する。(※情報管理班)
  • 院内における取材は医療活動の妨げになるので、原則院外で対応する。無理な場合は取材制限区域を決め、各マスコミ等に通知する
  • 必要があれば、記者会見の場所を確保し記者会見を行う。その際各マスコミに平等に通知するとともに、配布するプレスキットを準備する。記者会見での応対は、災害対策本部長又は副本部長等責任あるものが行う
  • マスコミの発表内容を文書(コピー等)で受け取る
  • 誤報があった場合は、早急に訂正の申し入れを行うこと
6:一般外来の中止と被災傷病者の受入れの情報発信

災害対応のため、一般外来は中止し、被災した傷病者を受入れる旨の情報を発信する。その方法は以下の通りとする

  • 病院ホームページでの周知(インターネットに接続する環境がある場合)
  • 病院入口等への告知の掲示
  • 災害対応状態であることの垂れ幕をかける。(ロジスティクスセンターに保管)
  •  大阪府医療対策課(℡06-6944-9045)を通じた情報発信
  • 大阪府救急・災害医療情報システム(ORION)を入力し、病院状況を外部に情報発信(EMISに医療班の要請を入力する際には、当院では水、食料、宿泊の手配ができない旨明記すること。)
7:災害記録の収集・整理

災害記録(カメラ・ビデオを含む)の収集と整理を行うこと

8:休憩所・仮眠室の確保

応援職員・ボランティア等に対する休憩所及び仮眠室を確保し、それに伴う簡易ベッド・毛布等々の備品を整備する

9:外部との通信の確保

外部との連絡には災害時専用の病院代表メールアドレスを用いる(osaka.rc.hospital@gmail.com,ログインパスワードは 06-6774-5111、予備も複数あり)。また、既存の電話回線が使えない場合は衛星電話を用いる(行政、日赤大阪府支部、府内災害拠点病院間の連絡は大阪府防災行政無線の使用も考慮)。これらの連絡先については、発災後に一斉メールにより関係機関に周知する必要がある。衛星電話等の設置方法や一斉メールの方法は防災センターの災害対策本部用資材の中にある「災害対策本部通信手段確保マニュアル」を参照する。

役割と手順医療安全担当)

対応

患者及び患者の家族等からの苦情に関する処理を行う

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