来院する被災者を重症度別に分けて各エリアへ誘導するトリアージエリアは、本館正面玄関前に設置します。

トリアージエリアでは、徒歩や救急車、自家用車など、さまざまな手段で来院または搬送される患者さんを重症度で振り分け、トリアージタグをつけて赤エリア(救命救急センター)、黄エリア(本館1階ロビー)、緑エリア(薬剤部前駐車場)に誘導するエリアです。
このエリアでは、原則として(気道が閉塞している場合の気道確保と出続ける出血の止血以外)処置は行わず、速やかに各エリアに誘導します。
トリアージエリア設営の物品は、院内1階からテーブル、イス、放射線科裏にあるストレッチャーなどを使用します。

・目安としてトリアージエリアに配属する医師は8名
・エリアに配属されたらガウンの上から医師と書かれたゼッケンをゆるみのないようにつける。災害対策本部からリーダー医師に指名された医師は、リーダーのゼッケンをつけ、トリアージ業務には加わらず、全体を統括し、無線(チャンネル11番)を持って本部や各エリアとの連絡、調整を行う。
・リーダー以外の医師は、看護師、事務職員と協力して、来院するすべての患者さんをSTART方式でトリアージをしてトリアージタグに必要事項を記載し、被災者の右手首(右手首につけられないときは左手首や足首)につける。
・重症者はバックボードに乗っていればそのまま救急隊と赤エリアである救命救急センターへ搬送、中等症者は黄エリアへ引き渡し、軽症者は緑エリアである薬剤部前駐車場へ誘導する。
・死亡確認をした被災者は外から回って地下霊安室へ収容する。
■ START法
■ トリアージタグ
・トリアージエリアでは原則として処置や治療は行わず、振り分けに徹する。
場合により、患者家族やメディアの問い合わせの対応をし、災害対策本部と連絡をとりながら対処する。
■ トリアージエリアから各エリアへの導線
・エリアに配属されたらガウンの上から医師と書かれたゼッケンをゆるみのないようにつける。災害対策本部からリーダー医師に指名された医師は、リーダーのゼッケンをつけ、トリアージ業務には加わらず、全体を統括し、無線(チャンネル11番)を持って本部や各エリアとの連絡、調整を行う。
・リーダー以外の医師は、看護師、事務職員と協力して、来院するすべての患者さんをSTART方式でトリアージをしてトリアージタグに必要事項を記載し、被災者の右手首(右手首につけられないときは左手首や足首)につける。
・重症者はバックボードに乗っていればそのまま救急隊と赤エリアである救命救急センターへ搬送、中等症者は黄エリアへ引き渡し、軽症者は緑エリアである薬剤部前駐車場へ誘導する。
・死亡確認をした被災者は外から回って地下霊安室へ収容する。
■ START法

■ トリアージタグ

・トリアージエリアでは原則として処置や治療は行わず、振り分けに徹する。
場合により、患者家族やメディアの問い合わせの対応をし、災害対策本部と連絡をとりながら対処する。
■ トリアージエリアから各エリアへの導線

・目安としてトリアージエリアに配属する看護師は18名
・エリアに配属されたらガウンの上から看護師と書かれたゼッケンをゆるみのないようにつける。災害対策本部からリーダー看護師に指名された看護師は、リーダーのゼッケンをつけ、リーダー医師とともに全体を統括する。
・看護師は医師を補助しつつSTART方式でトリアージをしてトリアージタグに必要事項を記載し、被災者につける。
・重症者は、救急隊や医師とともに赤エリアである救命救急センターへ搬送する。中等症者は黄エリアである1階ロビーへ引き渡し、軽症者は院内へ入れずに緑エリアである薬局前駐車場に誘導する。
・医師に黒と判定された被災者は外から回って地下霊安室に収容する。霊安室に保冷庫があるが、数が多い場合は遺体収容袋で包んだ上で霊安室の床に安置する。
・妊婦が分娩目的で来院した場合は直接8Aへ連絡する。
・透析目的の被災者が来院した場合は血液浄化センターへ連絡する。
■ START法
■ トリアージタグ
・トリアージエリアでは原則として処置や治療は行わず、振り分けに徹する。
場合により、患者家族やメディアの問い合わせの対応をし、災害対策本部と連絡をとりながら対処する。
■ トリアージエリアから各エリアへの導線
・エリアに配属されたらガウンの上から看護師と書かれたゼッケンをゆるみのないようにつける。災害対策本部からリーダー看護師に指名された看護師は、リーダーのゼッケンをつけ、リーダー医師とともに全体を統括する。
・看護師は医師を補助しつつSTART方式でトリアージをしてトリアージタグに必要事項を記載し、被災者につける。
・重症者は、救急隊や医師とともに赤エリアである救命救急センターへ搬送する。中等症者は黄エリアである1階ロビーへ引き渡し、軽症者は院内へ入れずに緑エリアである薬局前駐車場に誘導する。
・医師に黒と判定された被災者は外から回って地下霊安室に収容する。霊安室に保冷庫があるが、数が多い場合は遺体収容袋で包んだ上で霊安室の床に安置する。
・妊婦が分娩目的で来院した場合は直接8Aへ連絡する。
・透析目的の被災者が来院した場合は血液浄化センターへ連絡する。
■ START法

■ トリアージタグ

・トリアージエリアでは原則として処置や治療は行わず、振り分けに徹する。
場合により、患者家族やメディアの問い合わせの対応をし、災害対策本部と連絡をとりながら対処する。
■ トリアージエリアから各エリアへの導線

・目安としてトリアージエリアに配属する事務職員は10名
・エリアに配属されたらガウンの上から事務のゼッケンをゆるみのないようにつける。災害対策本部からリーダー事務に指名された職員は、リーダー事務のゼッケンをつけ、リーダー医師、リーダー看護師とともに全体を統括する。
・事務はトリアージタグに重ならないよう番号を書き込み準備する。
・来院するすべての患者さんを通過するよう誘導する。
・被災者氏名、性別、年齢、住所など、記載できる範囲でタグに記載し、被災者右手首につける(右手首につけられないときは左手首や足首)。
・意識不明の患者はのちの照会のため写真を撮影する。
・扱った被災者名簿を作成し、誰がどのエリアに行ったかを把握、適宜本部と連絡をとって報告する。
・本部や各エリアとの連絡は、必要時にリーダー事務が、リーダー医師とともに無線で連絡をとる。
■ START法
■ トリアージタグ
・トリアージエリアでは原則として処置や治療は行わず、振り分けに徹する。
・場合により、患者家族やメディアの問い合わせの対応をし、災害対策本部と連絡をとりながら対処する。院内へ搬入した被災者の家族と確認された場合は、名簿を作成して院内へ誘導する。
・ボランティア希望者が来院した場合は本部医療支援課長へ連絡。
・他の赤十字病院やDMATなど医療関係者の応援が来た場合は本部へ誘導する。
・近隣の避難所について尋ねられた場合は警備室で案内している旨伝える。
■ トリアージエリアから各エリアへの導線
・エリアに配属されたらガウンの上から事務のゼッケンをゆるみのないようにつける。災害対策本部からリーダー事務に指名された職員は、リーダー事務のゼッケンをつけ、リーダー医師、リーダー看護師とともに全体を統括する。
・事務はトリアージタグに重ならないよう番号を書き込み準備する。
・来院するすべての患者さんを通過するよう誘導する。
・被災者氏名、性別、年齢、住所など、記載できる範囲でタグに記載し、被災者右手首につける(右手首につけられないときは左手首や足首)。
・意識不明の患者はのちの照会のため写真を撮影する。
・扱った被災者名簿を作成し、誰がどのエリアに行ったかを把握、適宜本部と連絡をとって報告する。
・本部や各エリアとの連絡は、必要時にリーダー事務が、リーダー医師とともに無線で連絡をとる。
■ START法

■ トリアージタグ

・トリアージエリアでは原則として処置や治療は行わず、振り分けに徹する。
・場合により、患者家族やメディアの問い合わせの対応をし、災害対策本部と連絡をとりながら対処する。院内へ搬入した被災者の家族と確認された場合は、名簿を作成して院内へ誘導する。
・ボランティア希望者が来院した場合は本部医療支援課長へ連絡。
・他の赤十字病院やDMATなど医療関係者の応援が来た場合は本部へ誘導する。
・近隣の避難所について尋ねられた場合は警備室で案内している旨伝える。
■ トリアージエリアから各エリアへの導線
