災害対策本部がHOTセンターの運用を必要と判断した場合、理学療法室にHOTセンターとして30床設営する。

当科職員はセンター設置の準備を行う(酸素濃縮器の搬入前)
- 災害対策本部がHOTセンターの運用を必要と判断した場合、理学療法室にHOTセンターとして30床設営する。
- 当科職員はセンター設置の準備を行う(酸素濃縮器の搬入前)
➀ 当科のベッドを赤コンセントの前に設置する。
② センターの準備 酸素吸入用カヌラ、酸素分配器、流量計、外科キット(創傷処置が必要になる場合があるため)、局所麻酔、血圧計、サチュレーションモニター、聴診器、筆記用具、ホワイトボートなどの準備を行う。
③ 業者より酸素濃縮器到着後、各ベッド横に設置(赤コンセントの接続)する
④ センターの準備完了後、災害対策本部に報告し、本部は全館にその旨のアナウンスを行う。スペースが足りない場合は通院治療センターを使用する。
⑤ 運用開始後、当科職員は後方支援にあたる。(センター受入れ情報など本部へ連絡) - 当科職員の役割
➀ 連絡…無線機を使用し、他部署との連絡をとり、患者受け入れ要請の受諾、必要物品の要請、人員の補助要請などをおこなう。
② 記録…ホワイトボード等を利用し、患者の情報、入退室時間、リアルタイムの情報を記載し、スタッフ間で共有する。
③ 患者搬送の介助…病棟や他部門に搬送する介助を行う。
④ 運用…HOTセンター運用の責任者は医師が務めるが、センターの管理は当科職員が行う。破損箇所の点検、停電、断水などに備える。
⑤ カルテ整理…紙カルテで運用する場合、カルテの情報を整理し保管する。
リハビリテーション科の診療再開について
電子カルテ使用可能な場合
通常通り、登院しているPT・OT・STが実施する(ただし、HOTセンター運用時は全ての患者を病棟にて実施する)。新規患者に関しても可能な範囲で対応する。
電子カルテ使用不可能な場合
当科の受付にて毎週金曜日に保存している(紙ベースの)予約票を使用し、登院している各PT・OT・STで対応する。
カルテ記載に関しては紙カルテに記録し、後日スキャンする。また診療請求に関しては医事課へ後日連絡する。