〈待機エリア設営・在院者トリアージ・待機誘導〉
エリアマップ参照。エリアリーダーは看護師とする。
- 発災時、職員は協力し被災者を落ち着かせ、各エリアの設営を行う。
エリアマップ参照。エリアリーダーは看護師とする。
処置・治療不要 | 処置・治療必要 | ||
歩ける ⇒ 帰宅可能 | 白 | 軽症 | 緑 |
歩けない ⇒ 帰宅困難 | 青 | 中等症 | 黄 |
重症 | 赤 |
2. 看護師はトリアージをする。当科職員は看護師とともにトリアージエリアへの誘導に協力する。
・処置・治療が必要な在院者にはトリアージタグをつけ、該当エリア(赤・黄・緑)に誘導する。
・軽症で処置終了した緑エリア在院者は、帰宅可能となれば青か白エリアに誘導、トリアージタグを回収する。
・処置・治療が不要な在院者は該当エリア(青・白)に誘導し、安否確認票の記載を促す。
3. 帰宅可能者が集合したら、白エリアリーダーは各階の師長に報告する。
4. 報告を受けた各外来師長は、2階外来師長へ報告する。
師長PHS 2階5433 3階 5434 4階 5435
〈役割分担〉
各フロアで以下の役割を決め、各係の責任者とPHS番号をフロアの師長に報告する。
1. 開錠係 … 開錠し経路の安全確認、報告を行う(2階フロア事務2名)
2. 経路係 … 非常階段に立ち、経路の安全確保を行う(各フロアに当科職員2名)
3. 誘導係 … 白エリアからフロアの非常口までの誘導を行う。出口付近で安否確認票の回収を行う。
(看護師2名 事務2名 コメディカル2名)
〈南西非常階段からの避難経路の確認〉
1.開錠係は防災センターに非常階段の鍵をもらいに行く。
2. 2階の内側から開錠し、(非常口は鍵、鉄の門扉は電子錠)非常階段の避難経路の安全確認を行う。
3. 開錠係は経路の状況報告を各階外来師長PHSに行う。2階師長は状況を集約し、本部に報告する。
〈院外避難誘導〉
1.本部が避難経路を決定する。(「南西非常階段」か「院内階段」)。 4階→3階→2階の順で避難する。
2. 2階師長は、本部指示を受け、「経路」と避難誘導開始を開錠係、経路係に伝達する。
3. 開錠係、経路係は該当経路にむかう。
A:南西非常階段からの誘導の場合
- 4階の帰宅可能者の誘導
① 開錠係は、4階非常口を開錠する。
② 経路係は開錠係とともに、4階非常口から避難経路の安全を確保する。
③ 2階師長は、4階非常出口が開錠されたことを4階師長に連絡。
④ 4階師長は帰宅可能者を非常階段から避難誘導させることを白エリアリーダーに指示。
⑤ 白エリアリーダーの指示で、誘導係は帰宅可能者を非常口まで誘導する。
⑥ 誘導係は、非常口(出口付近)で、安否確認票を回収する。
⑦ 回収した安否確認表は、最終的に事務が回収し、本部に提出する。
⑧ 白エリアリーダーは、院外への避難誘導が終了すれば4階師長に報告する。
⑨ 4階師長は、誘導終了を2階師長に報告する。
⑩ 2階師長は3階師長に避難誘導を指示する。 - 3階の誘導
上記同様 終了後、3階師長より2階師長に報告する。 - 2階の誘導
上記同様 終了後、2階師長より本部に誘導完了の報告をする。
B:院内階段から正面玄関への誘導の場合
➀ 開錠係(事務)は、院内階段の安全確認を行う。安全が確認できれば2階師長に報告する。
② 2階師長の指示にて、経路係が全ての階段の随所に配置する。
③ 誘導係は、安全確保に努めながら院内階段から帰宅可能者を誘導する。(4階→3階→2階の順)
④ 各フロアの階段付近で、安否確認票を回収する。
以降は、A:南西非常階段からの誘導 ⑦〜⑩に準ずる。
災害時外来エリアマップ
